次の事柄は命題であるか。命題である場合は、その真偽を答えよ。
(1) は で割り切れる。
(2) ひし形は正方形である。
(3) は にかなり近い数である。
論証の導入の問題になります。まず「命題とは何か」というところが分からないと始まりません。数学的な命題とは、ざっくり言えば「人によって答えが変わらず、正しいか正しくないかがはっきり決まる文章」だと思ってください。
例えば「私の人生における命題は、発展途上国をいかに支援するかだ」という文章は、日常の世界ではよく聞きそうです。しかし、数学的な命題ではありません。
また、問題を見てもらえば分かる通り、命題で扱われる対象はかなり幅広いです。方程式であったり、三角形などの図であったりと、際限がありません。そこも最初は対応しにくいポイントだと思います。
命題の真偽を答えるときに、偽であれば反例というものを一緒に提示する必要があります。反例とは、その命題が成り立たない例を1つ自分で示すことです。
したがって実際に問題を解くうえでは、以下のようなイメージでもいいかもしれません。
① そもそも命題といえるか?
② 命題だとしたら、成り立たない例は何かないか?
③ 反例が見つからなければ、本当に成り立つかを考える。
②は「粗さがし」をしている感じです。このときばかりは性格悪くいきましょう。1つでも反論、つまり反例が存在すれば、その命題は偽です。
一方で③を厳密にやろうとすると、小さな文章一つ一つに証明を与えていくような話になってしまいます。実際の問題ではそこまで全部を丁寧に確認している時間はないので、計算や既に知っている性質で確認できるものは確認しつつ、どこまで確かめるかは問題と時間との相談になります。
なので、 は で割り切れる。
したがって、命題であり、真。
AI接続は次工程で実装予定です。
AIの回答には誤りが含まれる場合があります。ThinkingFlowの確認済み結果・最終解答と照合してください。
「ひし形は正方形である」は真偽がはっきり定まるので命題。
例えば、1つの内角が であるひし形は、ひし形ではあるが正方形ではない。
したがって、反例が存在するので、偽。
AI接続は次工程で実装予定です。
AIの回答には誤りが含まれる場合があります。ThinkingFlowの確認済み結果・最終解答と照合してください。
「かなり近い」には明確な基準がなく、人によって判断が変わり得る。
したがって、命題ではない。
AI接続は次工程で実装予定です。
AIの回答には誤りが含まれる場合があります。ThinkingFlowの確認済み結果・最終解答と照合してください。
(1)
真
(2)
偽
反例:1つの内角が であるひし形。
(3)
命題ではない