が無理数であることを、背理法を用いて証明せよ。
ただし、整数 について、
が偶数ならば、 は偶数である
を用いてよいものとする。
背理法を用いた無理数の証明です。超有名な王道問題ですが、問題集によっては載っていないこともあります。背理法に関しては、まず授業で扱った内容の問題を優先してください。
まったく同じ形式で、 を に変えただけなど、形式はそのままで数字だけ入れ替えて出題されることも多々あります。
こういった証明を、定期試験までの短いスパンで内容までしっかり理解して身につけるのは、時間的にもなかなか難しいと思います。本来あまり良い勉強法ではないとは思いますが、赤シートで隠しながら、証明の構造をある程度暗記してしのぐのもやむを得ないところかもしれません。
まずは を有理数であると仮定します。そこから有理数の定義より、 を分数で表します。
この分数の分子と分母は整数ですが、さらに互いに素としておきます。「互いに素」というのは、分数的な言い方をすればこれ以上約分できないということです。
しかし話を進めていくと、分子と分母がともに偶数であるという結論になります。
すると、
「あれ? 約分できないんじゃなかったの?」
というところで矛盾します。
では、なぜ矛盾したのか。
それは、最初に置いた
「 は有理数である」
という仮定が間違っていたからです。
このように、計算だけではなく、
有理数と仮定 → 既約分数で表す → 分子・分母がともに偶数 → 矛盾 → 無理数
という流れを、言葉として覚えておくのもありです。
背理法を使うため、 が有理数であると仮定する。
すると、互いに素な整数 を用いて、
と表せる。
AI接続は次工程で実装予定です。
AIの回答には誤りが含まれる場合があります。ThinkingFlowの確認済み結果・最終解答と照合してください。
両辺を2乗すると、
より、
となる。
したがって は偶数なので、 も偶数である。
よって、
と表せる。
AI接続は次工程で実装予定です。
AIの回答には誤りが含まれる場合があります。ThinkingFlowの確認済み結果・最終解答と照合してください。
を
に代入すると、
より、
となる。
したがって は偶数なので、 も偶数である。
AI接続は次工程で実装予定です。
AIの回答には誤りが含まれる場合があります。ThinkingFlowの確認済み結果・最終解答と照合してください。
がともに偶数であることになり、 が互いに素であることに矛盾する。
したがって最初の仮定「 は有理数である」は誤りである。
よって、
は無理数である。
AI接続は次工程で実装予定です。
AIの回答には誤りが含まれる場合があります。ThinkingFlowの確認済み結果・最終解答と照合してください。
が有理数であると仮定する。
すると、互いに素な整数 を用いて、
と表せる。
両辺を2乗すると、
となる。
したがって は偶数なので、 も偶数である。
よって、
とおくことができる。
これを に代入すると、
より、
となる。
したがって は偶数なので、 も偶数である。
すると はともに偶数となり、 が互いに素であることに矛盾する。
よって、 は有理数ではない。
したがって、
は無理数である。