命題の真偽の判定と、条件の否定を基本から標準まで扱う型です。「かつ」「または」「ならば」などの意味を確認し、偽の命題には反例を挙げる方法や、真理集合を使って判断する方法へ進みます。数学的には重要な内容ですが、用語が多いうえに、命題で扱う対象も幅広く、高校生がつまずきやすいところです。そのため、この型では難問まで広げず、まず基本的な判断を固められる問題を中心にしています。「すべて」「ある」を含む条件の否定は発展的な内容なので、学校で扱うかを確認してから取り組んでください。
次の事柄は命題であるか。命題である場合は、その真偽を答えよ。
(1) は で割り切れる。
(2) ひし形は正方形である。
(3) は にかなり近い数である。
は実数、 は自然数とする。次の条件の否定を述べよ。
(1)
(2) かつ
(3) は偶数または の倍数である。
は実数とし、
とする。また、条件 を満たす実数全体の集合をそれぞれ とする。
(1) 集合 を求め、その包含関係を答えよ。
(2) 命題 の真偽を調べよ。
(3) 命題 の真偽を調べよ。
は実数とする。次の命題の真偽を答えよ。また、偽である場合は反例を1つ示せ。
(1)
(2)
(3) が有理数 はともに有理数
次の命題の否定を述べよ。また、もとの命題とその否定の真偽を調べよ。
(1) すべての実数 について、 である。
(2) ある自然数 について、 である。