ある15人について、漢字テストの得点 と50m走のタイム を調べ、散布図に表した。
次の記述のうち、正しいものをすべて選べ。
① 漢字テストの得点と50m走のタイムには負の相関がある。
② 漢字テストの得点が高い人ほど、50m走のタイムが短い傾向がある。
③ 漢字を勉強すれば、50m走のタイムを短くできるといえる。
④ 50m走の練習をすれば、漢字テストの得点を上げられるといえる。
⑤ 漢字テストが80点以上の生徒は、全員50m走のタイムが8.5秒未満である。
⑥ 漢字テストが80点未満の生徒には、50m走のタイムが8.5秒未満の生徒はいない。
散布図が与えられている状態から、その元のデータの性質を読み取る問題。よくある問題で、「相関」に関する基礎知識、「散布図」の読み方の基礎知識、そして「因果」に関する基礎知識が問われる。
共通テストでは非常によく見る形ではあるが、定期テストでは必須ではない。こういった現実的な問題を扱う応用問題のうちの一つという位置づけで、箱ひげ図・ヒストグラム・散布図・分割表と、それぞれでこういった問題は存在する。
形式的な暗記では対策しにくく、センター試験⇒共通テストへの移り変わりによって、定期テストでの位置づけも少し変わった印象がある。
①②が「相関」、③④が「因果」、⑤⑥が「散布図」の読み方に関する設問である。
おそらく最も難しいのは「因果」に関する設問だと思う。①②は教科書の基礎知識で十分であるし、⑤⑥は正直、勉強しなくても分かるかもしれない。
③④の「因果」は、常識的に考えればどちらも×を付けると思う。それで正解である。ここで覚えてほしいのは以下である。
考え方:散布図だけから「因果関係」を判断することはできない。
もし「気温とアイスの売上」の散布図が与えられたとき、「相関関係」は図から明らかである。そして常識的に考えると「因果関係」もありそうである。
気温が上がる ⇒ 暑い ⇒ アイスを食べたい
と自然に連想できるが、あくまでも散布図だけから因果関係を読み取ることはできない。
散布図全体は右下がりの傾向を示している。
したがって、漢字テストの得点と50m走のタイムには負の相関があり、得点が高い人ほどタイムが短い傾向がある。
よって、①②は正しい。
AI接続は次工程で実装予定です。
AIの回答には誤りが含まれる場合があります。ThinkingFlowの確認済み結果・最終解答と照合してください。
散布図から読み取れるのは、2つの変量の間にどのような相関があるかである。
散布図だけから、
という因果関係までは判断できない。
よって、③④は誤り。
AI接続は次工程で実装予定です。
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散布図を見ると、漢字テストが80点以上の点は、すべて50m走のタイムが8.5秒未満の位置にある。
したがって、⑤は正しい。
一方、80点未満でも8.5秒未満となっている点が存在する。
したがって、⑥は誤り。
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