ある商品のデザインA、Bについて、どちらが好まれるか30人に調査したところ、21人がAを選んだ。
この結果から、「Aの方が好まれやすい」と判断してよいか、仮説検定の考え方を用いて考える。基準となる確率を とする。
「AとBは同じくらい選ばれる」と仮定し、公正なコインを30回投げて表の出た回数を記録する実験を200回行ったところ、次の結果を得た。
| 表の回数 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 度数 | 1 | 2 | 2 | 12 | 20 | 23 | 24 | 34 | 25 | 18 | 17 | 9 | 7 | 4 | 1 | 1 |
このシミュレーション結果を用いて、Aの方が好まれやすいと判断してよいか答えよ。
統計的検定の「高校1年生における」王道問題。統計的検定の大まかな流れは別の問題で掲載している。本問題では統計的検定の流れはそのままに、途中で使う確率を自分で見つけなければならない構成になっている。
おそらく教科書でも同じように「いきなり関係のないコイン」の話が始まっていると思う。細かく説明しているととても長い話になってしまうので超おおざっぱに話すと、大人の事情である。
問題そのものの出題傾向であれば、十分出題の可能性はあり、コインの話もそのまま出てくるかもしれない。ぜひYouTubeなどの「動画」にて学習することをお勧めする。
本問題における仮説は「Aの方が好まれやすい」であり、それを確かめるために、反対側の仮説「AとBは同じくらい選ばれる」を置く。
その仮定の下では、アンケートに回答したそれぞれの人がAを選ぶ確率は となる。この がコインの話につながってくる。
以下のようなイメージを持ってほしい。
上記のような対応になっており、200回というのはいきなり出てきた数字で間違いではない。別に300回でもよい。
「AとBは同じくらい選ばれる」と仮定する。
このとき、1人がAを選ぶ確率は
と考える。
AI接続は次工程で実装予定です。
AIの回答には誤りが含まれる場合があります。ThinkingFlowの確認済み結果・最終解答と照合してください。
実際の調査では30人中21人がAを選んだ。
そこで、シミュレーション結果から「30回中21回以上表が出た」回数を数える。
200回中6回なので、その割合は
である。
AI接続は次工程で実装予定です。
AIの回答には誤りが含まれる場合があります。ThinkingFlowの確認済み結果・最終解答と照合してください。
今回は棄却水準を5%とする。
ここで、
なので、帰無仮説のもとでは今回の結果は十分起こりにくいと判断する。
AI接続は次工程で実装予定です。
AIの回答には誤りが含まれる場合があります。ThinkingFlowの確認済み結果・最終解答と照合してください。
帰無仮説
を棄却する。
したがって、
AI接続は次工程で実装予定です。
AIの回答には誤りが含まれる場合があります。ThinkingFlowの確認済み結果・最終解答と照合してください。
21回以上表が出たのは
回なので、
である。
より、帰無仮説を棄却する。
したがって、