5人がじゃんけんを1回するとき、5人の手の出し方は何通りあるか。
重複順列の基本問題です。数字を使って整数を作る問題でも同じ考え方を扱いますが、本問題には少し注意するべきところがあるため、あえて取り上げています。
例えば、次の問題を考えます。
5人が、それぞれ赤と青のどちらかの旗を上げるとき、その上げ方は何通りあるか。
この場合、旗の選択肢が2通りあり、それを5人がそれぞれ選ぶため、答えは 通りです。しかし、問題文に5と2が出てくるため、 と のどちらなのか混乱することがあります。
数字を使って整数を作る問題よりも、本問題のように「人」と「選択肢」が登場する問題の方が、底と指数を逆にしやすいと思います。
今回はじゃんけんなので、出す手は1人につき3通りです。したがって、「5人が、それぞれ3通りの選択肢から1つを選ぶ」と考えます。
まず、複数の人が同じ手を出してもよい、つまり重複OKであることに気づかなければなりません。そのうえで、「選択肢が3通り」「選ぶ人が5人」と整理します。
問題文には5と3が登場するため、重複順列だからと反射的に としてしまうかもしれません。普段なら起こらない間違いでも、テストでやってしまうことは多々あります。何を選ぶのかを底に、何回選ぶのかを指数に置く、と考えると整理しやすいです。
1人の手の出し方は、グー、チョキ、パーの3通りである。
5人がそれぞれ3通りから選ぶため、手の出し方は、
より、243通り。
AI接続は次工程で実装予定です。
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243通り