箱 には赤玉4個と白玉2個、箱 には赤玉2個と白玉3個が入っている。玉の取り出しは無作為に行い、玉を移した後はよく混ぜる。
(1) 箱 から玉を1個取り出して箱 に移し、その後、箱 から玉を1個取り出す。この玉が赤玉である確率を求めよ。
(2) (1)の操作で、箱 から取り出した玉が赤玉であった。このとき、箱 から箱 に移した玉が赤玉であった確率を求めよ。
条件付き確率に関する標準的な問題です。(1)は、条件付き確率に入る前の確率の問題と変わりません。場合分けが発生するため、容易とは言えないかもしれませんが、受け入れがたいということはないと思います。
しかし、主題は(2)です。結果から、それより前に何が起こったのかを考える、時系列が逆の問題です。記号で書くと、次のようになります。
ここで、「Aから赤」は「AからBへ赤玉を移す」、「Bから赤」は「Bから赤玉を取り出す」の意味です。条件付き確率の公式より、直ちに次の関係が成り立ちます。
右辺の分子は「赤玉を移して、その後に赤玉を取り出す確率」、分母は「Bから赤玉を取り出す確率」です。どちらも、操作の順番に沿って素直に考えられます。したがって、逆向きの状況を頭の中で整理しきれなくても、必要な確率を計算すれば答えが出ます。
公式に頼らず、中身を吟味する形の解法も、解法メタで紹介したいと思います。
(2)を「樹形図的な発想」で解いてみます。この方法は結構強力で、いろいろな条件付き確率の問題で使えます。
まず、移す玉が赤か白かで枝分かれさせ、その先でBから取り出す玉が赤か白かに枝分かれさせます。それぞれの枝に確率を書き、枝に沿って掛けると、その経路を通る確率が求められます。
ここで、「Bから取り出した玉が赤玉だった」という情報に注目します。この情報によって、考える対象は次の2つの経路に絞られます。
赤玉を移し、Bから赤玉を取り出す:
白玉を移し、Bから赤玉を取り出す:
この2つ以外の経路は、Bから白玉を取り出しているので、今回の前提に合いません。
求めたいのは、残った2つの経路の中で、「赤玉を移した経路」が占める割合です。2つの経路は同じ確率ではないので、単純に半分にはできません。それぞれの確率の大きさで比べる必要があります。
したがって、求める確率は、
となります。
「分かった情報に合う経路だけを残し、その中で知りたい経路の割合を求める」と考えるわけです。公式の記号だけでは頭に入りにくい場合は、このように樹形図で状況を整理してみてください。
箱 から移す玉が赤の場合と白の場合に分ける。移した後の箱 の玉は、どちらの場合も6個である。
AI接続は次工程で実装予定です。
AIの回答には誤りが含まれる場合があります。ThinkingFlowの確認済み結果・最終解答と照合してください。
赤玉を移すと、箱 の赤玉は3個となる。赤玉を移し、さらに箱 から赤玉を取り出す経路の確率は、
白玉を移すと、箱 の赤玉は2個のままである。白玉を移し、箱 から赤玉を取り出す経路の確率は、
AI接続は次工程で実装予定です。
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2つの場合は排反なので、求める確率は、
AI接続は次工程で実装予定です。
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を「赤玉を移す」、 を「Bから赤玉を取り出す」とする。 が起こったことを前提に、 が起こった確率を求めるので、
を計算すればよい。(1)より、。
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AIの回答には誤りが含まれる場合があります。ThinkingFlowの確認済み結果・最終解答と照合してください。
AI接続は次工程で実装予定です。
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(1)
(2)