次の条件を満たす整数の組 は何組あるか。
(1) であり、 は0以上の整数である。
(2) であり、 は正の整数である。
の0以上の整数解は、 個の○と 個の仕切りの並べ方に対応する。
「重複組合せ」の基本問題です。基本問題とはいうものの、重複組合せには特有の考え方が必要になるため、簡単とは限りません。
なお、重複組合せは、教科書によっては本文の本筋として扱われず、後ろの「研究」などに掲載されていることがあります。学校の授業で扱ったか、使用している教科書や問題集で学習範囲に含まれているかを、しっかり確認してから取り組んでください。未習の場合は、通常の組合せの知識だけで無理に解こうとせず、まず重複組合せの考え方を確認した方がよいでしょう。
本問題は、MA-CP-033とまったく同じ考え方で解けます。実際に、同じ種類のあめ10個をA、B、Cの3人に分配すると考えてみましょう。A、B、Cが受け取るあめの個数をそれぞれ とすれば、
となります。
反対に、この方程式を満たす0以上の整数 が1組決まれば、A、B、Cへ配るあめの個数も1通りに決まります。
つまり、本問題は方程式の形をしていますが、その中身は「同じもの10個を3人に分配する問題」です。問題の見た目が変わっても、すでに学んだ問題と同じ構造であることに気づけるかが重要です。
10個の○を並べ、2個の仕切り|を立ててみます。2個の仕切りによって○が3つの領域に分かれ、それぞれの領域にある○の個数が に対応します。仕切りが、方程式の「+」の役割を果たすと考えてください。
例えば、
という並びは、
を表しています。したがって、
という整数解に対応します。
このように、方程式の整数解を数える問題は、○と仕切りを並べる「同じものを含む順列」の問題へ帰着できます。
(1)では0を許すため、仕切りが隣り合う場合や、仕切りが先頭・末尾に置かれる場合も認めます。(2)では が正の整数なので、3つの領域すべてに少なくとも1個の○が必要です。そこで、最初に○を1個ずつ確保してから、残りを分配します。
○と仕切りの対応については、MA-CP-033の問題メタ・解法メタでもう少し詳しく説明しています。必要に応じて、そちらも確認してください。
の0以上の整数解は、10個の○を2個の仕切り|で3つの領域に分ける方法と対応する。
0を許すため、仕切りが隣り合う場合や、先頭・末尾に置かれる場合も認める。
AI接続は次工程で実装予定です。
AIの回答には誤りが含まれる場合があります。ThinkingFlowの確認済み結果・最終解答と照合してください。
○と|は全部で12個あり、そのうち○が10個、|が2個である。
したがって、
より、66組。
AI接続は次工程で実装予定です。
AIの回答には誤りが含まれる場合があります。ThinkingFlowの確認済み結果・最終解答と照合してください。
は正の整数なので、それぞれに1ずつ割り当てる。
残りは、
である。この7を に追加で分配すると考えれば、7個の○と2個の仕切り|の並びに置き換えられる。
AI接続は次工程で実装予定です。
AIの回答には誤りが含まれる場合があります。ThinkingFlowの確認済み結果・最終解答と照合してください。
○と|は全部で9個あり、そのうち○が7個、|が2個である。
したがって、
より、36組。
AI接続は次工程で実装予定です。
AIの回答には誤りが含まれる場合があります。ThinkingFlowの確認済み結果・最終解答と照合してください。
(1) 組
(2) 組